相手は主婦だったけど
この間、メル友と初めて会ってきました。その方は僕より年上で30代半ばです。そんなにイケイケな感じではなく、どちらからともなく、その日に時間があるというこで「それじゃ会おう」という感じでした。
30代半ばにしては若々しく美人で、一瞬「やばい男が出てこないだろうな」と思ったほどです。
僕たちは人の多い有名な喫茶店で会いました。メールをしていましたし、写メールも交換していたのですが、写真より美人。僕は珍しくちょっと緊張しながら、それでも楽しく話していました。
楽しい会話をしている時、唐突にA子さんが話します
「この後、ホテルに付いて来て欲しい」と
「よっしゃ」と普通なるところですが、女性からこういう状況(喫茶店でしかも初めて会う人と)で言われる事はありません
「いや、ホントうれしいです。でも、いきなりですね?^^」と笑顔で答えました
「私じゃダメ?」とちょっと意外そうに答えます
「うれしいですよ。テンション上がります。でも普通俺の台詞かなと^^」
「そうよね。実はね、失礼な話なんだけど・・」と事情をゆっくり話し出しました。
彼女の話はこうでした。
結婚して5年、旦那さんとの間には子供はなく専業主婦で家事をしているそうです。
最近、出張の多い旦那を不振に思い、色々と調べるうちに浮気をしていることが発覚。問いただし、旦那が浮気をしていた若い女と別れることで決着したとのこと。
しかし、半年も騙されていたことへの怒りはすぐに止むものではないそうで、どうしても自分の中で消化できない。
そこで出会い系で知り合った人と、自分も浮気をしてみようと思い立った。と言うわけです。
偶然にもその相手が僕だと言うわけです。
「理由は分かります。でも多分同じことをしても空しくなると思いますよ。^^」
「なんで?」
「A子さんの性格^^。浮気した旦那を中々許すことができない、ホテルに行く理由を僕に正直に話す。これは正義感の強い人間の典型だと思います。そんな自分がこれからしようとしている浮気も許す事できないと思います」
「あーあ、○○君に性格読まれるなんてね」
彼女は素敵な笑顔で去って行きました。
僕はとても清清しい思いとちょっと残念な思いでしばらくじっとしていました。
「あのさ、やっぱり・・」と彼女は戻ってきて言いました。
「付き合ってくれない・・ホテル」
「はぁ?」
「私、旦那ときっぱり別れる。」
そんな小説のようなお話でした